花が私をつくる [私の本 こどもの本]
昨年末の最終日に図書館を訪れて、
さて丑年にちなんでみようかと、十牛図という本を手にとってみました。
禅修行を説いた書物なのですが、とても解りやすくて楽しんでいます。
見跡の章の中に、花が私をつくる、というのがありました。
道を歩いていて美しい野ばらに出会ったとします。
私が野ばらを見つけたのではありません。その瞬間、
野ばらが、美しい野ばらだなあと感動するその時の私を創るのです。
だから、一瞬一瞬の経験をもっと大切にしなければならないのです。
人生という道も、こうして歩みと共に出会う世界を内容として、
しだいに豊かなものへと創りあげられていくのだと思います。
とありました。まさに共感するもので、
自分の経験の積み重ねが自分自身を豊かにどう創るかですね。
生きることは修行ですからね。
学ぶべき何かを見つけるために私の為にまた悟る為に。
==========
<追記>
私の図書館利用法にはこだわりがあります。
主に新図書コーナーと決めていて、娘と2人で図書館に行き、
図書館入り口では、「じゃあ、5分だけね」と合言葉を言い合い、
お互いに新図書コーナーへ足早に向かいます。
目に付いたものをサッサと手際良く物色しては小脇に抱え、
また目に付いた次の本を手に、を集中して繰り返します。
カード1枚で10冊まで借りられるシステムになっているので、
帰りのマイバックには必ず約20冊ほどの本が入ることになります。
こんなことをしていての利点は、読書の偏りがないことです。
新図書コーナーという限られた少ない本の中から、
自分の好き嫌いなど考える余裕もないような状況で、
とにかく気になった本を手にすることで、新しい発見があるのです。
本屋さんではこうはいかないものです。
自分の好きなジャンルの本ばかりを手に取るのですからね。
この方法で図書館を利用するようになってから、
私と娘の本に対する興味はさらに深まったように思います。
図書館5分利用法なんて、ちょっと変わってますけどね。
絵やカットがとても素敵な、<愛蔵版>絵のない絵本(アンデルセンの童話4)
月が若い画家にお話を語る、という構成を持つこの本は、
はじめ、二十夜だけを収めた本として1839年に出されましたが、
しだいに豊かなお話の世界が追加されて、
1854年には三十三夜まで入った今の形になったそうです。
この本は2004年11月に第7刷として出版されたものですが、
絵やカットは、デンマークの画家イブ・スパング・オルセン氏が、
この本のために書き下ろしたもので、とても気に入っています。
ネットで購入しようと検索しましたが、
同じものは残念ながら見つける事ができませんでした。
借りてきたたくさんの本たちは、
自宅の新図書としてリビングの専用箱に入れておきます。
さて丑年にちなんでみようかと、十牛図という本を手にとってみました。
禅修行を説いた書物なのですが、とても解りやすくて楽しんでいます。
見跡の章の中に、花が私をつくる、というのがありました。
道を歩いていて美しい野ばらに出会ったとします。
私が野ばらを見つけたのではありません。その瞬間、
野ばらが、美しい野ばらだなあと感動するその時の私を創るのです。
だから、一瞬一瞬の経験をもっと大切にしなければならないのです。
人生という道も、こうして歩みと共に出会う世界を内容として、
しだいに豊かなものへと創りあげられていくのだと思います。
とありました。まさに共感するもので、
自分の経験の積み重ねが自分自身を豊かにどう創るかですね。
生きることは修行ですからね。
学ぶべき何かを見つけるために私の為にまた悟る為に。
==========
<追記>
私の図書館利用法にはこだわりがあります。
主に新図書コーナーと決めていて、娘と2人で図書館に行き、
図書館入り口では、「じゃあ、5分だけね」と合言葉を言い合い、
お互いに新図書コーナーへ足早に向かいます。
目に付いたものをサッサと手際良く物色しては小脇に抱え、
また目に付いた次の本を手に、を集中して繰り返します。
カード1枚で10冊まで借りられるシステムになっているので、
帰りのマイバックには必ず約20冊ほどの本が入ることになります。
こんなことをしていての利点は、読書の偏りがないことです。
新図書コーナーという限られた少ない本の中から、
自分の好き嫌いなど考える余裕もないような状況で、
とにかく気になった本を手にすることで、新しい発見があるのです。
本屋さんではこうはいかないものです。
自分の好きなジャンルの本ばかりを手に取るのですからね。
この方法で図書館を利用するようになってから、
私と娘の本に対する興味はさらに深まったように思います。
図書館5分利用法なんて、ちょっと変わってますけどね。
絵やカットがとても素敵な、<愛蔵版>絵のない絵本(アンデルセンの童話4)
月が若い画家にお話を語る、という構成を持つこの本は、
はじめ、二十夜だけを収めた本として1839年に出されましたが、
しだいに豊かなお話の世界が追加されて、
1854年には三十三夜まで入った今の形になったそうです。
この本は2004年11月に第7刷として出版されたものですが、
絵やカットは、デンマークの画家イブ・スパング・オルセン氏が、
この本のために書き下ろしたもので、とても気に入っています。
ネットで購入しようと検索しましたが、
同じものは残念ながら見つける事ができませんでした。
借りてきたたくさんの本たちは、
自宅の新図書としてリビングの専用箱に入れておきます。
2009-02-19 20:21
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コメント(7)
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「花が私をつくる」・・・
本質ですね。
by ヒロ番人 (2009-02-19 21:40)
重みのあるお言葉・・・!
何度も読み返しておりました。
今この瞬間から、自分の中でもすこし意識が
変わっていきそうです☆
by お茶屋 (2009-02-19 22:41)
お若いのに 素晴らしい感性をお持ちですね!!
見習いたいと思います。
30歳になる娘が大好きだった "しろいうさぎとくろいうさぎ"を
みて 懐かしくなっています。
by ララアント (2009-02-19 23:38)
最近図書館に行くことがなくなりました。
本屋さんで買ってしまうので、ついつい偏った傾向に・・。
unicoさんの図書館利用法いいですね。
今度機会があったらやってみます。
by ヴィク (2009-02-20 11:51)
5分ですかぁ。なるほど。
わたしは手当たりしだい本を選び、それから吟味します。
その吟味の時点で脱落する本がもしかするとわたしの
本の偏りを矯正してくれるのかもしれない・・というわけですね。
うんうん、納得。
『十牛図』きになります♪探してみます。
by 元祖マーメード (2009-02-20 20:08)
○皆さまいつもご訪問いただいてありがとうございます。
コメント返信がおくれて失礼しています。何卒ご了承願います。
○ヒロ番人さま、いつもありがとうです。
○ぴーすけ君さま、ご訪問nice!ありがとうございます。
○お茶屋さん、ご訪問nice!ありがとうございます。
花が私をつくる、
良い経験をたくさん積んだ者勝ちということですよね。
○やまがたんさん、ご訪問nice!ありがとうございます。
○HALさん、ご訪問nice!ありがとうございます。
○ララアントさん、ご訪問nice!ありがとうございます。
残念ながら、私はご想像に反して若くはないのです(汗)
○mamiiさん、ご訪問nice!ありがとうございます。
○今造ROWINGさん、ご訪問nice!ありがとうございます。
○MORIHANAさん、ご訪問nice!ありがとうございます。
○ヴィクさん、ご訪問nice!ありがとうございます。
新図書の利用法にどうぞ役立ててくださいね。
○たねさん、ご訪問nice!ありがとうございます。
○元祖マーメードさん、ご訪問nice!ありがとうございます。
十牛図はとてもおすすめです。
図書館は2週間借りていられるのですが、
返却日には返しがたくてまた2週間借りてきました。
そして、再度返却日が来たその日には、
ついにAmazonに注文を出してしまいました。
by unico (2009-02-22 17:52)
○kotoさん、ご訪問nice!ありがとうございます。
○mitsuさん、ご訪問nice!ありがとうございます。
by unico (2009-02-24 14:07)